背骨はゆるやかなS字カーブをしていますが、腹筋と背筋の筋力のバランスによって保たれています。腹筋と背筋の筋力が落ちると腰を支える力が低下し、腰にかかる様々な動作の負担が増えて腰を痛めてしまう原因となります。

また、家事や仕事などで長時間同じ姿勢をとっていると血行が悪くなり、筋肉や靭帯が萎縮することで痛みを引き起こしています。 たとえ軽度の腰痛でも、そのまま放っておくと悪くなることはあっても、良くなることはなかなかありません。

慢性的な腰痛

デスクワークでいつも猫背になってしまっている、食事の際ついつい足を組んでしまう、いつも決まった方の肩に荷物を背負ってしまう。こんな日常動作に心当たりはありませんか？

また、食べ過ぎ、飲みすぎをしてしまい、肥満体型になってしまっているなんてことはありませんか？

私たちは日々、無意識のうちに偏った動作をして身体に負担をかけています。しかしそれが『慢性腰痛』の原因になってしまうことにお気づきでしょうか。

腰を痛めることなく健康に過ごすためにはこういった動作の偏りをなくし、歪んでしまった身体を正しく元の位置に戻す必要があります。それは専門知識や経験がない個人ではなかなか難しいため、一度痛みや違和感を覚えたら、早目に相談いただくことが回復のカギとなります。

ぎっくり腰

重い荷物を抱えたりした際に襲ってくる急な激痛『ぎっくり腰』は、腰を支えている靭帯や筋肉に急に負担がかかることで断裂を起こし、神経を刺激してしまうことで発生します。腰で捻挫を起こしてしまったと想像するとイメージしやすいでしょうか。

通称ぎっくり腰は専門用語で腰椎捻挫ともいわれます。

ヘルニア

正しくは「椎間板ヘルニア」と呼ばれ、腰や首によく起こります。

急な激しい外力や、重たいものを繰り返し持ち上げる作業を行うなど腰に重い負荷を与えることにより、背骨のクッションになっている椎間板が変形してしまい飛び出してしまいます。

その際椎間板のすぐそばにある脊髄や神経を圧迫、脚の痺れや腰から脚にかけての激しい痛みを発生させるといわれています。

整骨院でヘルニアの原因そのものを取り除くことはできませんが、痛みを緩和する手助けをすることが可能です。激しい痛みは耐え難い苦痛です。是非ご相談下さい。

まずは、日常生活や現在の身体の状態をしっかりヒアリングします。

そこから、腰痛の原因となる身体の歪みがどこからでているのか骨盤・脊柱をしっかりと検査・分析し、身体状態に合わせた施術をしていきます。

また、西洋医学と東洋医学の概念を併せ持った手技を行い、歪みの原因になっている筋肉の筋緊張を緩めていきます。

施術計画・期間をお一人お一人の状態をふまえた上でお伝えし、通い方などの相談も親身になって寄り添います。お忙しい中でもご自宅でできる腰痛対策(ストレッチ方法など)も指導していますので、どのようなことでもお気軽にご相談下さい。